大分製紙では、「緑の地球を子供たちに」のスローガンをもとに
資源の再利用運動や環境問題に取り組んでいます。

廃棄物ゼロを目指して

古紙原料からは、ホチキス針等の異物が除去されます。また再生工程では、再生されずに排出される残分が発生します。このような排出物は、セメント原料や固形燃料原料などの再生原料として、他産業分野へ供給しています。洗浄工程等で発生する排水についても、排水処理施設できれいな水に戻して、海へ還しています。

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輸送もエコに

紙芯の無いコアレスは、一般的な有芯製品に比べて、トイレットペーパーの長さは2倍です。つまり同じ長さでも、有芯での2ロール分が、コアレスでは半分の1ロール分に詰まっています。ご家庭やオフィスなどでのストックスペースを節約できるだけでなく、輸送スペースも半分にできます。そのため、ガソリンなどのエネルギー消費や、輸送排出ガスの、50%の削減につながります。大分製紙では、エコに運べる製品を製造しています。

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環境マネジメントシステムの認証

大分製紙では、生産への投入(インプット)と排出(アウトプット)を把握し、環境負荷の低減へ努めています。環境負荷を正確に把握するために、各工程での環境影響評価を定期的に行っています。

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古紙の自主回収による資源の地域循環

大分製紙では、企業、学校、各地域公民館などに集められた、家庭から排出される紙類を、パッカー車で回収し、トイレットペーパーと交換する活動を行っています。資源の有効利用(ゴミの減量化)、森林資源の保全、炭酸ガス排出量削減を推進し、地球環境に貢献するとともに、回収した紙を原料としたトイレットペーパーを還元することで、紙の地域循環型社会の形成に取り組んでいます。

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地域環境への負荷も最小限に

大分製紙は業界他社に先駆けて公害防止、環境対策に注力しています。本社工場は大分市の中心部に豊前工場は豊前海沿岸に位置し、共に地域環境への影響に配慮して製造にあたっています。排水、騒音、臭気対策など、設備の充実により負荷を最大限に減らし、また細心の注意を払い製造にあたる姿勢は、地域の皆様より高い評価を頂いております。

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環境方針

  1. 大分製紙の環境方針は、古紙などの2次資源(※)の利用を増やし、環境影響を可能な限り少なくすることにある。
  2. 環境方針を達成するために、適切な組織の構築、必要な人的・物的資源を整え、環境目的・目標を定め、それらを実現するためのシステムを文書化し、実行する。
  3. 環境マネジメントに関する法律、規則並びに規制を業務活動が関連する範囲において遵守し、これらに適合するために定期的な環境監査と継続的改善を行う。
  4. 活動において可能な限り、廃棄物のリサイクルを目指し、廃棄物は環境に細心の注意を払って処理する。
  5. 管理可能な全ての活動においてエネルギー使用の節減に努める。
  6. 原材料及び製品の輸送における環境への負荷を減らすよう努める。
  7. 従業員の全てがこの環境方針に沿って業務を遂行し、かつ、教育によりその義務を自覚することを確実にする。
  8. 管理責任者は、環境方針及び目的を文書化し、行政、地域住民、供給者、協力会社を含む関係者に公的な表明を行い、一般の人が入手できるようにする。

※2次資源とは再利用資源を指す

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